子供も大人も楽しめるRomoで遊んできた話

昨日「iPhone x ロボットハッカソン 大人の夏休みの自由研究 〜Romoで絶対起きられる目覚まし時計を作ろう〜」に参加してきました。

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タイトル通り、Romoを使って目覚まし時計を作るハッカソンです。

Romoとは

公式サイト(http://www.romotive.jp/)

つまるところ、iPhoneを挿すと操作できるロボットで、用意されているアプリ以外にも自分でプログラムを書いて操作できちゃいます。

Romo SDKでできること

Romoのキャタピラの操作

左右別々に操作するAPIに加え、簡単に前進後退回転を行うためのAPIが用意されています。

RomoのLEDを操作

今回は使いませんでしたが、LEDも操作できます。

RomoのキャラクターUI操作

Romoにはキャラクターがいるのですが、このキャラクターの表情を操作したり、声を出させたりを簡単に行えます。

上記2つはRomoに接続しないと動作しませんが、このAPI郡はRomoが無くても動作します。

とにかく簡単で可愛いので、画面に関してはこのキャラクターを動かしておけばどうにかなります。

当日の様子

会場はHUB Tokyoでした。

会場に着くとRomoが貰え、簡単な挨拶と説明後直ぐに開発がスタート。

堤さんの近くに座っていたのですが、同じ職場に居た頃はあまり近くで開発したことがなかったので楽しかったです。

他にもいろいろな方が記事にされているので、そちらも読んでいただくともっと楽しいかと思います。

作ったもの

目覚まし時計がテーマだったので、Romoを釣ることができるアプリを作りました

2台のiPhoneを使い、片方をRomoに(魚側)、もう片方を手に持ち(竿側)遊びます。

一応目覚まし時計なので、朝方の方がRomoを釣りやすい設定にしています。 Romoを釣りたかったら早起きするべし、ってことです。

技術的な話をすると、

  • MultipeerConnectivityで2台のiPhoneを通信
  • CoreMotionで竿側のキャスティングやフッキングといった動作を検出

あとは、キャスティング、フッキングなどのイベントをRomoが受け取ったら 前進や後退をさせて釣りっぽく演出しています。

竿側のiPhoneの画面をくるくる触ると糸が巻けて、Romoが近づいてきます。

Romoの画面をタッチするとGetです。

記念撮影などして、リリースしてあげましょう。

池澤あやか賞も貰えて最高です。

まとめ

ゆるい雰囲気のハッカソンで、終始楽しく開発することが出来ました。

RomoSDKは簡単に扱えるように設計されていたので、iPhone開発者ならば特に躓くこと無くRomoを操作できると思います。

おまけ

Romoをもらうことが出来たので、家に帰ってから公式アプリで遊んでみました。子供向けに作られていますが、これが結構楽しい!

Romoがちゃんと感情のあるロボットに見えてきます。自分で作ってる時はこんな気持にならなかったのに!(笑) 小学生くらいの子なら、大人が最初に一緒に遊んであげれば十分につかいこなせるのでは。

まだ日本では発売前ですが、こちらで予約受け付けしているので興味のある方はいかがでしょうか?

http://www.romotive.jp/client_info/ROMO/itemimage/romo5-3quarter-xlg.png